茶懐石料理の世界

山荷葉(さんかよう)の茶懐石と抹茶
山荷葉(さんかよう)の茶懐石料理の世界

茶懐石料理のお作法

~いただきかた~

初めての方でも気軽にお楽しみ頂けます

茶懐石料理とは亭主と客のやりとりを得て進められていきます。
ここではおおまかな茶懐石料理の流れをご紹介します。

・向付け、汁、ご飯

まず初めに折敷に「向付け」「汁」「ご飯」が出されます。汁とご飯を頂きましょう。
「酒3献」というように、ここで第1献の酒をすすめられます。
こちらの第1献の酒を頂いてから向付けに箸をつけましょう。
それからご飯と汁のお代わりがございます。「ご飯をよそいましょう」と言われるので
「どうぞおまかせを」とお答えください。

次に椀盛りが運ばれます。そして第2献の酒が出されますが、
いらなければ断っても構いません。その次は焼き物が出されます。
続いて2回目のご飯が十分に盛られて出されます。
汁のお代わりも勧められますので、欲しければ頂きましょう。

以上で一汁三菜の茶懐石料理は終わりです。

・箸洗い

箸洗い、そして酒の肴として8寸角の器に盛られた2種の肴が出されます。
これを八寸といいます。
それから湯桶、香の物が運ばれます。すべて食べ終えましたら箸を膳に置きましょう。
これを合図に、亭主が順に器を引き下げ終わりとなります。

そして最後にお抹茶とお菓子をお出しします。

以上が茶懐石料理のおおまかな流れとなります。
一番大切なことは、どなたでも茶懐石料理を楽しんで頂くことでございます。

×
山荷葉(さんかよう)の茶懐石料理